美味しい珈琲の決め方

今日は一風変わった?当店の美味しいの基準の決め方です。

珈琲で一番大変だったことが美味しいの基準を決めることでした。

ご存知の通り美味しいには可視化出来るような数値があるわけではありません。

すると以前こんな意見を頂いたことがありました。

「自分が美味しいと感じるものが一番」だと。

その時は何も言いませんでしたが、実はこれには思うところがありました。

これには、ある大手のパンの製造会社で商品開発をされている方のお話がとても良い例だと思うので出させていただきます。

その方が言うには…

「パンというものは我々には自由自在で正直どんなものでも作れてしまうんですよね。」

「だから個人店が出しているようないわゆる凝ったパンというのも再現できてしまうんです。」

「最近、流行っている◯◯という製品のパンは当社がもう5年以上前に一度販売しているんです。」

「でも、その時は売れなかったんですよね。」

「なんだかんだで甘いパンやマヨネーズとソーセージの入ったようなありきたりなパンが一番売れるんですよ。」

因みにこの方は甘いパンが苦手でした。

私たちは営利団体で慈善事業で美味しいものの普及活動をしているわけではありません。

だから、そこには自分が美味しいと思う感覚だけに頼ったものではなく、ニーズの分析が必要になるのです。

もう一つよく例に出させていただいているのがお米です。

「やっぱり、日本の米が一番美味しいよね。」

しかし、そんな言葉も世界的にみれば日本のお米ジャポニカ米は世界の生産量の15%に満たないのです。

ひょっとして、日本人って味がわかってないよね〜なんていわれてたりして(笑)

そんな実体験などを通して美味しいを独自で帰納法的に探索していき答えを出していきました。

美味しいを決めるにあたっての大分類が

ユーザーをリードするものであること。

万人受けではなく独創的であること。

散々珈琲を飲んで珈琲を飲みたくない時に飲んでも更に飲めるもの。

冷めてもえぐ味などの欠点が強調されないもの。

価格が高すぎないこと。

そして美容院らしく、女性に好まれる味であることが当店の美味しいの基準の決め方です。

この考えは美容院の方にも応用させて役立てております。